【ネタバレ】ラーヤと龍の王国感想【まだよくわかんない】

同時上映滅茶苦茶良かった泣いた

何が良いってあの白人旦那と黒人妻の夫婦の出会った頃はいつなのかが引っ掛かると途端に涙で溢れたんですよ。

この映画の舞台が2020年、夫婦の年齢が65歳、出会ったのが18歳と仮定しよう。

新時代第一世代

実際はもっと前後するにしても60年代のゴタゴタの時には生まれてて、戦いに参加はしてなくても肌では感じてたみたいな世代なんじゃないかな。

公民権運動の真下の世代の若者だった人が肌の色気にしないで好きになった子と普通に恋愛した自分達の青春が輝かしい黄金時代だったって回想してる事がまず泣けない？？？？？もうこれだけで上の人達の頑張り全肯定ですよ。どんだけ頑張ったんだと思うとボロボロ泣けてくるね！

そして上の世代の頑張りをしっかり肌で受け取って彼らが変えた世界の中で「普通に過ごしてくれた」若者ありがとう！みたいなものに今の若者にも刺さるというか。だってこの夫婦はデモとか参加してないし、普通に恋愛してるだけだからね。

あっ普通って素晴らしいんだなって。多分リアタイでこの映画観た我々よりもっと未来、下の世代がこの映画を観た時そんな背景考察はしないと思う。だって映画の内容自体は普通の夫婦だから。でもそうやってどんどん普通と思われてく事は素敵な事じゃない？

なんというアメリカのアメリカによるアメリカの為の映画。最高だったね。この路線、ディズニーは一生貫いて欲しい。

本編の感想。

トイ4からまじまじと感じる、最近のディズニー根っからの悪人いないよね？脚本だったんだけど、まぁ悪役いない縛りは難しそうだから引き出しにも限界が来たのか、今回も面白かったけどなんかアプローチ変えた？って印象。まぁぶっちゃけると

なんか日本の漫画みたいな脚本じゃね？？？？？

ライバルの子なんかサスk......モロジャンプ漫画だったら人気投票で一位になりそうなあざてぇキャラデザと性格だったし。

まぁ、今までのディズニーもライオンキングとか近しい話はあったし復讐劇は古典だけれども、主人公とライバルが一対一で掘り下げられるの、この二人が男性だったら完全にNARUT......ジャンプ漫画のソレ。

性別が男性じゃなかろうとラストが背中預けての共闘だったらもう完全に日本の少年漫画だったね。......二、三作後の作品でやりそう。

いやまあ自分はそれで育ってるしそういうの別に嫌いじゃないけど、この作品だけじゃ脚本研究にストイックなのか余所から拝借して手抜きしたのか両極端に捉えられてイマイチよく分からないのでまだコメントに困るという印象。ちょっと日本の漫画とズラしてきた箇所もあったけど、研究が進みまくった上でディズニー独自に展開した結果なのか、それとも単純に日本の漫画の読み込みが足りてないのかこれも両極端に捉えられるのでこの作品だけでは点数は付けられないかな。。。。って同時上映があまりにもアメリカアメリカアメリカしてて超良すぎディズニーいけるやん！してたから本編の脚本どことなくジャパン感にびっくりしたって感じでした。

まぁアナ雪2でも言ったけど暫くはディズニー映画は様子見の時期が続くのかな。応援したくなる手探り感だとは思う。信者だから映画館でやって貰える様通ってかないとね。