好き家の長い文章置き場

長文投下マン@YOUCANFLYx3が更に長い文章を書く時に使う奴。主に観た映画とか読んだ本とかの感想

【ネタバレ】舞台斬月感想【小説版書く前に】

 

2018年は平成ライダーのマラソンをしていた。

時期的にはエグゼイド、W〜フォーゼ、ゴーストを観て、そろそろ一期観るか〜とディケイド 、剣からのキバ観てた辺り。

 

突然、鎧武の舞台化が発表された。

 

 

鎧武は皆が変な事言うので、じゃあ龍騎→555→鎧武にしてやろう!と決めていた私、ギリギリ行けそうなスケジュールに困惑していた。

 

そしてキバの次龍騎を見始めた。

龍騎の何処が鬱番組だよ。唯のエンタメ番組じゃねぇか。555の話はここではなしないよ!

 

そしてチケット販売当日。

私の手には舞台斬月のチケットが握られていた。まだ鎧武一話も観てないのに。

 

そしてショタコン◯◯パーSAEKOにキレ散らかしながら555完走後、宣言通りに鎧武に舵きりした。

 

 

 

全然関係ないんだけどディケイド 最終回の

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これの公開日がすごく見覚えがある日の前日で、不名誉な扱いされてるのを見て安堵したけど冬映画って他にもコメントし難い作品がちょいちょいあるからまさか...とちょっと不安だったんだ。

 

 

 

貴虎「俺たちが人類を守るんだ!」

紘汰さん「行くぜ!!!!!!」

す ご い め い き ょ く

立木「MOVIE対戦フルスロットル 、2014年12月13日公開!!!!!!」

ワイ「大勝利(感動)」

 

あんなドチャクソ名曲掛かりながら公開日ドン!が自分の誕生日だったの(前日が不名誉過ぎて)リアタイで観てなくても最高だよ最高だったね。ラストシーン泣いたしスタッフロール最高だった。

Vシネナックルがすごい良くて主題歌がネット配信しかないのにキレ散らかしたりした。

そして小説版を読み爽やかな読後感の中読了報告をしようとTwitterを開いたらトレンドに

 

 

「カチドキ」の文字が。

 

 

カチドキ????カチドキってあの?????

恐る恐る開いてみる。

 

カ チ ド キ 斬 月

 

 

そう。舞台初演をやってた頃私は遂に小説まで辿り着き終わったタイミングで読了したのだ。

まだ鎧武は続いてるんだ!という喜びを噛み締めた。

舞台はその翌週。それまでカチドキってサガラ出てくるのか?と不安でしかなかった。

 

 

当日。

すごいものを浴びせられた。興奮止まない中2週間くらいTwitterで感想サーチしまくっていた。周り観てる人全然いなくて凄いから!これめっちゃ凄いから!!!!と3人くらいライビュダイマした。一話を観てないのに鎧武好きになるかすらわからないのにチケット買うという博打に出た私は勝ったのだった。

 

 

 

ここからは当時Twitterでとっ散らかってた感想をそのままピックアップ。改めて今の話は小説の時に出来るし当時の生の感想が一番だからね。ネタバレガンガンします。あと公演後の変なテンションの文章もそのまま載せてます。基本的に長文の感想は時間経って煮詰めてきた感想だね。

あと詳しくはTwitter、#好き家鎧武感想 

タグにそのまま全部あります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生で友情のシルシ観れるなんて思ってなくて興奮した。

ごめん。これは一番に言わせてくれ。

 

 

当時の感想

ジェネリックネガ音也がジェネリック花形と見せかけたジェネリック戦極凌馬と友情のシルシを始めたのを見て推すべくして推したと心で理解した

 

色々なもの浴びせられて最初に捻り出した感想です。

音也は凰蓮さんのことです。花形は天樹のことです。

私の鎧武の推しは凰蓮さん。小説版最高だったね。

この頃は凰蓮さんが好きなのでベリアルの存在に友情のシルシしてくれたの最高だけど恋路が応援できないと複雑な感情を抱いてました。

 

当時の感想

ベリアル、似たような性格なら誰でもいい訳ではないので彼の恋路はなかなか応援出来ずにいたけど貴虎が本編含め雑に扱う人間は彼一人であるって指摘見てこの二人の関係がめっちゃ好きになった

実は貴虎が自分の目利きで接触した人間って凰蓮さんしかいないから(戦極凌馬は向こうから、新世代組は凌馬の連れ、紘汰さんは外野が何か邪魔しに来た、光実は選ぶも糞もない)貴虎の審美眼は決しておかしくない事とこの二人の良きパートナー感がとても好きなので。

ベリアルの接触は鍵臣の雇われ暗殺家だったからやっぱり凰蓮さんとは違うと思いたかったんだよね。だからこの彼だけの立ち位置って嬉しい。凰蓮さんとのもう一つ違う点といえば彼は貴虎と年が近い事もあるよね。

無礼講に対応出来る人がいるっていい事だ。これは凰蓮さんには出来ない役割だし。ベリアル個人は例の件もあるし良いキャラだしで好き寄りの感情だったしね。ああもう素敵。

 

 

当日の感想

忠誠を誓われる側の人間は杖を折るコトができない

 

うん。

 

 

当時の感想

ジェネリックジンバー花形凌馬が戦極凌馬とズブズブだったのいつも通りの戦極凌馬で
知 っ て た

 

誰もが求めていた全部戦極凌馬のせい。

他のキャラは自分がジェネリック元になってる鎧武本編のキャラクターとは会ったことない舞台は独立した世界観が構築されてたんですけど、戦極凌馬だけは関わっていたの良かったなって話。というのは

 

当時の感想

カチドキが倒した相手がジェネリック貴虎というよりは「戦極凌馬が望んだであろう貴虎」だったのが凄く良くて。でそれに戦極凌馬が思いっきり絡んでて。何かようやく戦極凌馬の因縁を倒せたなって

お兄ちゃんだけなんだよねただの皆も知ってるあのキャラとよく似てるだけの無関係な別人じゃなくて戦極凌馬ってそっくりさんじゃない人間が介入してるキャラって。

 

当時の感想

カチドキの相手が大体戦極凌馬のせいで生まれたオーバーロードだった事。唯でさえオバロ出てくるとは思ってなかったから安くない金払って良かった!な満足感も勿論

やっぱりフルスロットルで?てなった因縁の戦極凌馬の対決、なんか戦極凌馬メガへクス崇拝モードで頂点を立てたいから皆平等にメカ化ヒャッハー!で微妙に意見変わってたしそもそもあれ戦極凌馬本人じゃないからそれでいいの?!感すごかったから。。。。

改めて、戦極凌馬直々に仕込みあげた貴虎のイフ、しかもオーバーロード!と対面するの当人からしたらとても悲しい場面ではあるんだけど、すっごく嬉しくて。。。。。

 

特に何の説明もなく出てきただけで滅茶苦茶テンション爆上がりしたレディエの槍最高だったな。

 

当時の感想

お兄ちゃんがオーバーロードになってしまったのが戦極凌馬が描いていた貴虎が変身した姿だったのかなって。それを倒すって確かに悲しい事だけど鎧武はもういない人の魂も全部背負って生きてくって作品と思うんで

あの変身した貴虎が言ってた「皆」の中の大きな部分に戦極凌馬も含まれてるのは勿論だと思ってるから

 

当時の感想

てゆーか皆二人くらい掛け合わせてたねアイムも紘汰さんとかつての貴虎が混ざってた
だから貴虎とアイムのやり取り、アイムが昔の貴虎みたいな事を言ってるのを言い返してる貴虎見て、ああこの人は変身したんだなあって

 

当時の感想

ルキアは結局沢芽市の前の実験だった&箱舟計画が完遂され破壊されつくされた場合の沢芽のイフっていうの、朝じゃ描写ないだろうけど容易に想像出来るポイントでここ掘り下げるのは舞台だからこそやなって

 

 

 

当時の感想

改めて「変身するんだ」って紘汰のメッセージ、戦極凌馬の理想の貴虎像、花形の教えだったノブリスオブリージュって貴虎の柵となってるものと決着付ける話だったんだなって。あとどう罪と向き合ってくかね

ジェネリック光実はいはしたけど貴虎が決着付ける相手みたいな描写じゃなかったから今の貴虎は光実とは結構上手くいってるんじゃないかなって。彼との問題はとっくに片付いててずっと兄弟睦まじくやれてんじゃないかなって。

あーそうだわジェネリック光実はかなり目立ってたけど光実自体は全然触れられてなくて(せいぜい私にも弟がいるくらいかな?)だから彼の件に関してはとっくの昔に問題が片付いてるんだろうなって。いい事だ何よりだ

 

 

当時の感想

でもよく考えたらジェネリック光実の周りには悪い大人いなかったんだよな。いたのは本編を経て変身した貴虎。そう思うと大切な人を止める為の裏切りになったのかなって。まあ本当に悪い大人に利用されてたのお兄ちゃんだったしな!

 

ここで言う悪い大人=戦極凌馬です。

 

当時の感想

あーそっか弟にばっかり気を取られたけど簡単に弟を切り捨てられる兄と出来なかった兄か。。。。。

 

 

当時の感想

あとこの際言うけどカチドキ、何でカチドキなの?!サガラみたいな嫌なパターン?!!って思ったけど蓋を開けたら紘汰さんの趣味だったの嬉しいよなあ〜〜!極程オーバーロードに向けたロックシードじゃないけど貴虎に負担のかからない自分が思うとっても強いフォーム!きっと貴虎ならこれでオバロサシで倒せるだろ()って彼からの信頼感見て取れて大好きだなぁカチドキ斬月!冷静に考えたら紘汰さん産ロックシードなのは当たり前なんだけど、出てくるとは思ってなくて。「変身出来たんだね」って台詞大大大大大好き!そんな紘汰さんからの贈り物なんだから好きにならない理由がないよカチドキ〜〜!!!!!めっっっっちゃ最高だったな

いつまでもどんなに離れてても皆を見守ってくれてる紘汰さん大好き!そんな紘汰さんをギリギリのところで地球に繋ぎ止めてくれたのはやっぱり鎧武チーム皆のお陰だから。本当鎧武チーム最高にいいチームだよな〜〜大好き!!!!!

今回にせよあの海岸のシーンにせよ紘汰さんと貴虎の二人だけの秘密のやり取りっていうのがとても素敵。ミッチはミッチで二人ともものすごく大切な人なんだけど彼の知らぬところで内緒の二人だけのやり取りっていうのがね、なんかいいよね。お互いも大切な仲間なんだから。

でもこうなったらカチドキ龍玄もどちゃくそに観たいなぁ!!!!!いつまでも待ってますよ

 

 

当時の感想

そう。舞台斬月、紘汰さんがああなってから初めて誰かに物を贈るって凄まじいシーンを目の当たりに出来て(文字通り目の当たり出来て)(生だからな)貴虎の「変身」した姿もそうなんだけどあれすっごい嬉しかった

改めて紘汰さんが出てくるシーン、これは是非鎧武ファンの皆に生で観て欲しい!!!!!ってもので。ファンが直にその場面を目撃するって体験が出来るのは生の舞台だからこそだなって。そういうの大切にしてくれて嬉しかったな

 

当時の感想

改めてカチドキ斬月、誕生理由が「文化祭でお揃いのTシャツ作ろうぜ!」くらいのノリでしかないのが斬新過ぎてやばい

同系統とか同型とか作った人が一緒は色々いたけど(それこそアーマードライダーがそうだし)

お揃いフォームって概念が新し過ぎてやばい。
ガチで文化祭のノリでお揃いフォーム意識して作ってるのが新し過ぎてやばい。

でもこれ「ライダーのデザイン周りは趣味」って明言されてる鎧武だからこそ出来た産物なんだよな。だからこういう世界観に落とし込めてるメタネタは大好き。
あとパーツ差し替えで同系統が許される系だから最初の一報で違和感ないタイプの作品だったのもラッキーだったよね。いや本当また変なやべーのに地球が絡まれてしまうのかって観るまでめっちゃ心配だったしさ。。。。。。

それにしても紘汰さん、チームパーカー積極的に着てるしそもそも鎧武の名前がチームから貰ってるしそういうの好きそうだよね。やっぱ紘汰さんの趣味じゃねぇか!(歓喜)

 

当時の感想

カチドキ、本編の鎧武カチドキは沢芽のスカラーシステムを破壊したフォームって指摘を見てそうやんそうやったわおおう紘汰さん。。。。

そうか、カチドキって貴虎からしたら6/7の殺戮以外の方法があるかもしれないって今の自分を物理的にぶっ壊してくれたフォームでもあるのか

それとお揃いのフォームで新しい自分に「変身」か。こ、紘汰さん。。。。。。。!!!!!

 

 

バズってた初演観た人の感想を読みました。

初演の時点で「何故カチドキなのか」「カチドキが何の象徴なのか」が読み解かれてたの、筋金入りの鎧武ファンは凄いなって。

 

当時の感想

カチドキ初陣vs妖怪メロン、紘汰さん的には貴虎に雑にボコされたよりもスカラーシステム破壊した方が印象残ってるんかまあ当人からしたら当たり前だわ

よくわからん妖怪の存在よりは街の全てを焼き尽くす兵器のが重要度上だわな。

あとスカラーシステムといえば記憶が抜けてる貴虎が「私がスカラーシステムを使った」とか言ってて遂に貴虎がアレにGoサインした、システム作動ボタンを押した事明言しやがったか!朝だと描写できないけど遂にこの日が来たか。って衝撃走ったな。
いやあの人の手は真っ黒だと思ってるけどやっぱり今までグレーだったのが本当に真っ黒でしたって扱われる訳だしね。あの台詞凄い怖かったよ。
...まあ実際トルキアの件「は」Goサインしたのもボタン押したのも雅仁で、貴虎はこの件に関しては海の向こうで雅仁と電話してただけだったけどね。やっぱり朝の放送から離れた場所でも味方サイドの人間にこいつ以前ジェノサイドやってました☆って明言するのはマズイのかな?あと諸々の事情とかで斬月観てない鎧武ファンさんこれからもいっぱい出てくるだろうしね。観て。

話は脱線したけどカチドキ初陣戦、まあ紘汰さんが貴虎に雑にボコされたのを引きずるような人間なら今もミッチと親友なんてやってないわ。観てるこっちが斬月インパクトで笑いどころ扱いしちゃってあんまり紘汰さんの心情をまともに考えた事なかったな

 

 

この辺は本編マラソンからそんな時間が経ってない&あまり他の人の解釈や感想まで手が入ってない人間の感想ですね。

 

 

当時の感想

でも改めてカチドキ斬月、紘汰さんは自分がやってきた事、歩んだ道を肯定的に見ていたって事が私は嬉しい

やっぱり、あそこでああしとけばとかあの時もしああだったらとか後悔もいっぱいしてると思うんだ。裕也の事、初瀬ちゃんの事、そして戒斗さんの事。
自分だって姉ちゃんのご飯は食べられなくなるし、ミッチ達と一緒にいられなくなっちゃったんだし。今の彼は望んだものでは決してないと思う。

でもその歩んできたものが葛葉紘汰だから。
今の自分の姿は必死に踠いて足掻いて勝ち取ったものだから。今までもこれからもそれら全部を大切に抱えながら前を向いてしっかり生きていくんだなって。

 

当時の感想

カチドキロックシード、貴虎はあの後晶さんにあいつ元気でやってましたよって見せに行くのかな。最終回の様子だと二人で会って話す事もあるみたいだし

ああなってからの紘汰さん「痕跡を残す事」はしてなかったからねぇ。晶さんには後日話で伝えるくらいしか出来なかったろうしね。

もしかしたら晶さんに渡した方がいいのかもしれないとか思ってるかもしれない。
でもやっぱりあれは「変身」出来た事に対しての貴虎への贈り物だから渡す事はないと思うけど

ミッチにはまあ見せてると思う。泣いて喜ぶんだろうなミッチ。

 

当時の感想

紘汰さんとの海岸のシーンに続く話を舞台一番の核・見せ場にしたの改めてうん

貴虎しか知ってる人いないし舞台沢芽市じゃないし大丈夫かこれぇだったけど

大塚さんナレーションやユグドラシルのロゴやタワーババーン!の時点から鎧武だこれぇ!!!!って安心して
スカラーシステムとかサラッと言い出した辺りすげえ鎧武だこれまごうことなき鎧武だこれぇ!!!!!!たところで
満を持してあの海岸のシーンをドーン!って使うの最高に求めてたものがダイレクトにぶっ込みやがってえっ嘘でしょ!?今回その話だったんですか!!!!!!!!!!!!ってなったところに
紘汰さん投入でこれその話だった!!!!!!!!!!!!って泣いてからの貴虎が「変身」して今回その話だったんですね!!!!!!!!!!!!!!!!だったよ

 

当時の感想

フルスロットル以降ミッチやザックにやり直しのチャンスや償いの機会はあったけど、貴虎に関しては戦極凌馬の事、紘汰さんの事、父親の事と色々決着つけて欲しかっただけにね。全部全部やってくれたのありがとうが過ぎるよ〜〜本当最高の舞台だった!!!!!

 

当時の感想

あとそうだ舞台斬月のラストシーン
貴虎がトルキアを去る時、ずっと覚えてるし、必要ならば駆けつけるって奴前者はミッチやザック後者は紘汰さんの、鎧武という作品をずっと通して導き出した結論だったの、あれいいよなって

皆を背負って戦うに「変身した」貴虎にも合っててまさに鎧武って作品のテーマの集大成って感じ。いい終わり方だったね。まああの後ミッチに連絡くらいしろよ貴虎

 

当時の感想

生きてさえいればやり直しは何度だってできるって鎧武のスタンス徹底してていいよなぁ。アイムが故郷に残れたのだって途中で戦線離脱してしまって紘汰さんには何もしてやれなかった貴虎のやり直しなんだろうし

 

 

 

 

当時の感想

舞台斬月、ライダー舞台化の先陣切るのが鎧武で良かったって心から思えたのは鎧武って作品は紘汰さんはいつでも皆を見守ってる設定なので佐野さんは観劇さえすれば作品に参加できる土台が整ってたからだと思う

やっぱりこんな記念すべき作品にシリーズの大黒柱が参加出来ないってのはなんか違うと思う。役者のスケジュールがあるから出さないじゃなくて、どんな形であっても参加出来るようにしたいって心遣いが見て取れて。
って言うより最早佐野さんが観劇して初めて作品として「完成できる」ものだったから。土台が整ってるというけど来てほしいより絶対あいつなら来る。いや来い!!!!って感じのが強かったかな?wもうそれが嬉しくて。ただ紘汰さんを出せばいいってだけじゃなかったんだよね

実際佐野さんは劇場に足を運んで、貴虎の「変身」にも言及してくれて。「出演」出来たんだなって。

鎧武は役者さん仲良いって聞いたけど久保田さんはしっかり舞台を預かってくれて、佐野さんは絶対来てくれる来てほしい!いやもう絶対来い!にしっかり応えてくれて
...なんかリアル貴虎と紘汰さんみたいだなw

他の役者さんも全員来てるし。小林さんとか自前のバロンユニ着てるしなんなんだこの人。皆応援に駆けつけてくれて一緒に盛り上げてくれて参加してくれて。鎧武は愛されてるなぁ素敵だなぁって。

本当に初めての舞台が鎧武で心から良かった

 

当時の感想

斬月は「生で目の前で起きてる事を見届ける・目撃する」って舞台ならではの体験を大いに活用してた印象。そういえば舞に当たるジェネリックキャラが今回どこにもいないように思ったけどもしかして観客がそうだったりしないかなって

始まりの女は干渉出来ない高次元で見届ける役目だからね。目撃する、見届ける「体験」を大切にしてる作品だったからあり得ない話ではなさそう。

 

 

当時の感想

舞台斬月、初見でも入っていけるよう基本的には本編の話をなぞってるんだけど
単純な模倣じゃなくて色々仕掛けがしてあって。アイム周りは今まで散々言ってきたけど他のでもう一つ。
ザック要素の使い方がすげえ面白かったな

ザワメファイブで何故かナックルだけが唯一登場しなくて。やっぱり色々見せてもらってここまで来たら欲深くナックル生で見たいじゃん?いやナックルは見たいじゃん!?私は滅茶苦茶見たかった。でもナックルだけが全然出なくてさ。グラシャの腰巾着は最初からずっといるのに。

ジェネリック城乃内がインベスになった辺りで嗚呼このグラシャの腰巾着は「変身」しない、最後までずっとパチンコじゃない方なんやなぁって残りの尺とか考えて納得してたよね。腰巾着が「変身」しないならナックルは出なくて良い。腰巾着のナックルとか見たくないし。納得してザック要素に関しては一切期待しなくなったんだ。

だから例のシーンがあまりにも不意打ちだった(笑)
いやぁ〜〜マージーで「ザ!?ザッ!?ザックゥ!!!????」って叫びそうなった。堪えた。堪えてなかったかもしれない。本当にあの時までこの舞台にはザックいるとは思わなかったけどザックいたよ!ザック!!!!!!!いやパチンコじゃない方はずっといたけど。

本編オマージュ色々やってた中でもぶち込んだ場所も舞台のストーリーの肝部分だしオマージュ箇所の中ではマジで一番印象に残ってる。

いや本編も「パチンコじゃない方」から「変身」してる多分鎧武史上最大のライブ感の産物だと思う。ザックの特異性遺憾無く発揮してたやばい仕掛けだったと思う。

何がやばい仕掛けって斬月から鎧武に入った場合、「影正と似たようなムーブは光実がやる」って先入観がすげ込まれてる事。
観ていくと城乃内と初瀬ちゃんがミックスされてるって気づくけどこの二人はまあミックスする理由はすぐ分かるけど、まさか影正がグラシャの腰巾着の元ネタ要素持ってる上元ネタはグラシャと腰巾着のやり取りから引用でした☆なんて露とも思わないでしょ。
この状態で45話を観たらどんな一体反応するんだろう?観たい。凄い観たい。出来れば戒斗推しで。

いやまさかグラシャの腰巾着の元になった人が鎮宮兄弟のすごい良いシーンの元ネタやってます!とか思わないでしょ。絶対びっくりするよね私もすごいびっくりした。グラシャの腰巾着は最後まで徹底して唯のモブ腰巾着だったから余計な!

単純に本筋なぞるだけだと斬月からわざわざ鎧武に入ってくれた人も同じ事の繰り返しで退屈だと思う。え?このタイミングで!?しかもこの人舞台だと全然存在感なかったよ!!????って鎧武から斬月に入った人では味わえない究極の不意打ちが鎧武本編の本当に一番盛り上がる所で待ってると思うと羨ましいなぁって。

あとあそこは、舞台だと尺の都合であまり描き切れてなかった「自分を信じてくれる人を裏切ってしまう事」「最悪の別れ方になってしまう事」そんな色んな物背負って汚い真似して嫌われようと罵られようと最悪殺意を向けられようとも愛する人を止めたい!って心情が丁寧に描かれてるから。あれを大一番に持ってきたからこそ二時間って短い尺でも影正君は本当にお兄さんの事大好きだったんだなって。

盛大にびっくりした後で改めて影正君の事を振り返ってみて欲しいなって。

 

 

当時の感想

私達にとってはグラシャ達がリマジだけど斬月から入った人達は戒斗さん達がリマジになるんだなってザックの周りはわざとか!?ってくらい削られてるから戒斗さん達を通して新しい発見、いっぱいあると思う。

ザック要素を究極の不意打ちに使った事で影正君が雅仁をどう思ってるか私が強く理解出来たのと同じくらい、グラシャは尺の都合で描写少なかっただけで実はかなり皆から愛されてたんだろうなって戒斗さん達を通して思いを馳せてくれたら嬉しいな

 

 

当時の感想

鎧武未見さんがグラシャの掘り下げが甘いって指摘してるのは見たけど戒斗要素はかなり雅仁に吸われてたしなぁ。初見ジェネリック戒斗呼ばわりした人間視点だとこれは勿体ないけどしょうがないところかなぁ

あくまで貴虎が本編で「やり残した事」「やり直せてない事」の話だったから優先度的に言えば存命の紘汰>戦極凌馬>その他になるし貴虎と戒斗さんはどうしても繋がりうっすいしな。
ミッチ他はこれからもいつでもいつまでも何度でもやり直せるので除外ね。

で雅仁のあれやこれやで期待してなかっただけに戒斗要素が大事に使われてた事が嬉しいって認識だったから。

私は完全に貴虎!紘汰さん!戦極凌馬草ァ!ミッチ!貴虎!紘汰さん!雅仁!影正!貴虎!紘汰さん!!!!紘汰さん!!!!!!紘汰さん!!!!!!!!て感じになっちゃうタイプの人間だから
もっと掘り下げて欲しいって気にしてくれる人がいるってのは嬉しいよね。彼もひとりの人間なんだし

とか考えてて貴虎から見た戒斗さんってどう映ってるんだろうなってちょっと気になったんだけどまあ大分忘れようにも忘れられない一連の事件の犠牲者なのかな。

一番はやっぱりザックの存在だと思う。ザワメファイブとして交流が続いてる戒斗の生き証人の中でも彼は自分が望んだより長生きしてしまった理由である「光実の居場所」に真っ先に快くなってくれた人だから。貴虎が目覚めて最初の「孤りで背負わないで頼りにした人」だと思うガチで

同じくザワメファイブとして交流を続ける城乃内と最終回1対1の会話してあんなもの見て何も感情が揺さぶられない奴じゃないでしょあの人

まあ戒斗さんが死んでもチームユニフォームを手放さなかった義理堅い男なのも風評被害に負けずにユニフォーム投げ捨てたりしないチームバロンの結束の強さもタチ悪いよな。野良のダンスチームなのに物持ちの良さそうなユニフォームだよな全く

いなくなっちゃった人は特に会話も碌にしてない繋がりの薄い人だと嫌でもどうしても風化したり美化されたりしちゃうんだけど、今を生きる大切な仲間を想うと忘れる事は絶対に無いんだろうなって

 

 

当時の感想

改めてそういういなくなってしまった人とか罪悪感だとか悪いことも全部ひっくるめて背負って「変身」に昇華したんだなっておおう全鎧武好きだった人鎧武好きな人これから鎧武好きになる人斬月みて