【ネタバレ】魔女がいっぱい【感想】 - 好き家の長い文章置き場

新作映画っていいな〜！

久し振りにコッテコテ洋画を大画面で観れたの嬉しい。テレビだと地上波で色々やってたからそれなりに記憶あるけど、ディズニー以外でこんなコッテコテな児童文学原作ものを映画館で観るの割と新鮮。

チャーリーとチョコレート工場の人×ゼメキスならまぁ嫌いじゃないだろうなってノリで行ったけどダール作品は幼少期通ってないんだよね。原作全然読んだ事ない。

賛否両論ありそうなオチだったけど映画のチャーリーとチョコレート工場でいきなりちょっとイイハナシに持っていかれて小首を傾げた人間としては個人的には賛かな！おばあちゃんそんな年取ってないのに主人公もう初老っぽいのが物悲しいけど残党狩り容赦なくて引き笑いで終われて良かった。これでいいんだよ。

神様って理不尽な試練与えてくけど乗り越えないといけないのよって話だからね。びっくりはするしちょっぴりビターだけど一貫性しかないよね。でもホテルの人可哀想。

原作はタイトルしか知らなかったけど話の展開はまぁチャーリーとチョコレート工場がああだったしからの割と予想通りというか、使い方は二択だよなって思ってたネコチャンが大人しい子なのを理解した辺りで「魔女がいっぱい・・・あっそっちか(お察し)」

くらいにはなってたと思う。やっぱりそっちだった。

まぁ久し振りのコッテコテ児童文学原作映画だったし、難しさは求めてないからこれでいいんだけど。鑑賞態度は仮面ライダーシリーズマラソンしてる時の感覚だったね。

ブードゥー教側から見る分には超カッコいいけどやっぱ敵に回したくない。おばあちゃんかわョ。

魔女は狩られる側になると逆襲の描写やば過ぎて本当乾いた笑いだったけど、割と容赦ないんだよな。友達のご両親可哀想だったし。でも何かと下手な共存ルート探して苦悩する作品に馴染みがあるし多様性求められる現代社会人の感性だからああそんなやっちゃっていいんだ。というか・・・ああそんなやっちゃっていいんだ？いや確かに魔女がやってる事は許されないし・・・やっちゃっていいんだ？？？？

割と子どもに観せるタイミングが難しい映画だな。戻らないエンドは兎も角ワイあの逆襲エンドは上手く説明出来る自信ないな。いやこの作者の作品はあんな感じでラストにブラックなものぶっ込んで台無しというか乾いた笑いさせてこそだとは思うけどさ。原作読んだ事ないけど。

まぁあのラストで台無しにしてくれたな！感はイイハナシに持って行ってしまって小首を傾げさせる映画版チャーリーとチョコレート工場にはなかった感覚なのでとても良い映画だったと思う。原作読んだ事ないけど多分こっちが正解と思う。この映画、チャーリーとチョコレート工場よりも好きだよ。めっちゃ良かった。

てゆーか主役の子演技上手くない？？？？

舌足らずな年頃だろうにアフレコなんかそこら辺の日本の俳優より演技上手くない？？？？ネズミになって年齢上がってる？(メアリーが4ヶ月しか経ってないのに自分は子どもじゃないとか言ってるし)後とかちゃんと大人っぽくなってたし。大成して欲しいな？周りの大人が変なのじゃなかったら大成しそう。楽しみやな

ラストのエンドクレジット前にダールの名前がバーン！って出るの、もしかしてこれシリーズもの予定なの？？？じゃあ上手くいけばダール作品これからバンバン映画化されてくんだね！お金が掛かってる児童文学原作の素直なキッズ向け洋画がバンバン出るのはとても喜ばしい事だけどやっぱ作風は知っとかなきゃだし原作通らなきゃ駄目っぽいな。。。。。