初期アニポケぶりに劇場でセル画アニメ観た

ナウシカ観てきた。

最後にセル画使われてたアニポケ映画ってルギア爆誕？まあそんくらいぶりにセル画アニメを映画館で観た。

ルギア以降映画館で観た一番古いアニメ映画はライオンキングだからまぁデジタル彩色だよね。あり得ないくらい映像めっちゃ綺麗だったよ。

でナウシカ観てて思ったのはたまには昔のセル画アニメもコンスタントに大きな劇場で観れるといいな。って事。

別にCGアニメの批判とかデジタル彩色の批判とかじゃなくて単純にものが違うんだよね。

デジタル彩色もCGもアニメ映画は日本人のDヲタだからそれなりに劇場体験してるし、何だったらヴァイオレットエヴァーガーデンやソウルフルワールドの予告で両者のトップレベル技術の映像は同じ条件で事前に体験してるのよね。やっぱりピクサー映像技術ここまで来たか！とか京アニの映像は全てにおいて最高峰だなぁってしみじみした後だったから余計というか。劇場体験ナウシカは観た事ない景色広がってた。

いや原体験としては確かにあるんだが少なくとも小学校卒業してからは一切出会ってないんじゃないかな？眼前に絵具で描いた絵が動いてる！？って感覚。観てて背中の辺りがモゾモゾするよモゾモゾ！絵具で描いた絵画がなんかめっちゃ動いてるんだよどうやって動かしてんだこれ？って。

原体験も無い人だと本当に初めて見る景色広がるんじゃないかな？その景色が当たり前じゃなくなった時代の人が観たら絶対当時リアタイで観てた人達と受ける印象は大分違ってると思う。そしてその景色があまりにも自分の体験になくて逆に当時の人と同じ印象も持てると思う。現にさっきまでピクサーの技術すげえ京アニの技術尊いしてた私はナウシカ観ながら絵が動いてるー！！！？？？？？えっ絵って動かせるの？？？？？？絵を動かすってどういう原理でこの映像作ってるんだ？？？？？？？？くらい思考が後退したよ！

当時の人達がこの技術にアニメと名付けた理由が心で理解できた。いや本当すごいよ絵が動くんだよ！アニメって最新の技術なんだけど見たことないなら今すぐ見た方がいいよやべえから本当に絵が動くから！！！！！って皆に教えたくなったくらい全てが後退しながら今この記事書いてる。

それくらいピクサーとか京アニとまた全く別モノに殴られたって感じ。別モノなんだからどっちがいいかって話じゃないんだよ。どう別モノなんだってナウシカ観てくれ本当に全然違うから。

絵具で描いた絵画って美術館に飾られて筆遣いがどうのとか品評するじゃん？やっぱ写真で見るのとは違うなーって。あんな感じでたまにはセル画アニメの劇場体験が気軽にできる場は必要なのかもしれないなって。何故なら別モノだから。鑑賞中はさながら美術鑑賞してる気分だったので。

まあそういう意味でもののけ姫と大分悩んで劇伴が決め手でナウシカを選んだのは予想も全くしてなかった衝撃の体験が喰らえてラッキーだったかな。いやもののけも観てぇ〜！！！！