人は皆金魂篇に還る【銀魂】
物語の終わりを噛み締めて一巻に還る人と他の巻に還る人と色々いるだろうけど私は以下略。
たまさん「録ったどォ……銀時様の…レアもんの…泣きっツラ」
ワイ「ぅゎめっちゃみたことある」
銀時「次会う時は きっと…主人公らしく不敵に笑ってみせっからよォ」
ワイ「って銀時君が言ってたよよかったね。誰とは言わんけど」
金魂篇はなかなかしんどくて読むのに気合を入れないといけないエピソードなのとこの辺で追っかけるの止まってたFINALからの出戻り組なのでかなり久し振りに読んだら常套手段過ぎて最早驚かなくなってきたくらい最終回一話前とそのまんまだった。
こうして読むと新八神楽桂にも入る事が許されなかった聖域を土足で踏み入る事が出来る唯一許された存在がたまさんなのね。いやもう露骨にそのまんまじゃん!!!!
この頃に完結篇の脚本作ってたと考えたらそろそろ重い腰上げて最終回の為の準備はばら撒き始めてる頃よね。完結篇もいつか感想記事書きたいなぁ(文章が纏まらなくて頓挫してる)
その完結篇で決戦の地ターミナル頂上、そしてラスボス(魘魅)の最期って新八神楽をわざわざ突き放してまで近寄らせなかった聖域に松陽の声でズケズケと入ってきてるからこの娘恐ろしい子・・・
でも聖域に入って許されるのはたまさんしかいないよねってなるの凄いよね。彼女はスナックお登勢の従業員だから新八神楽お妙桂とは別ベクトルでの特別扱いも許されるのかな。キャサリン......🥺
真選組はあれはまた別枠なので...もっさんは一番最後に銀時へフォローする重役故にどんなに願っても聖域に入れない一番可哀想な人なので......
置いてく側と置いてかれる側どっちのシチュエーションもやってるの、たまさん優秀なデウスエクスマキナ。物語のフィナーレに向けた暗示をどっちもしないといけないから二回も聖域に土足でお邪魔してるのね。そう思うと物語がたまさんエンドだったのは必然。
たまさん結局録画した奴データ消したのかな?残してるのかな?いずれにせよたまさんは気が向いたらデータ消せるけど網膜に焼き付いた辛気臭い顔消したくても消せないんか...そう思うとデリケートな話になってきてもドライになれる、でも置いてかれた時貪欲に追いかけてくれるたまさんが聖域に踏み込める役割は適任なのかもしれない。新八や神楽の心を彼と同じように壊す訳にはいかないしね。
途中で最終回のタイトルの伏線が張られてるの、金さんを完全に終わらせに来てる決意表明でしかなくて銀時お強い。
いやしかし履修済みパートの振り返りはたまさん絡みばっかり行っちゃうな。読み返す前の期待通りに聖域と全く同じ話してるたまさんも凄いけど。総悟の話で聖域に引っ掛かる話として読み返したいエピソードがあるけどどのタイミングの話かまでは覚えてないからそれは二周目の楽しみだな。大分序盤なのは確か。
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