ゲキレンジャーのゾウ◯ね

仮面ライダーを平成ライダー電王以外(電王以外とは言ってない)を完走した私、かなりキツイ愚痴ったりたまに解釈違いで休止したり作品そのものを挫折したり色々あったけど一話飛ばすのは初めての事だった。

その理由はエレハン・キンポーの存在だ。

以下pixiv大百科引用

エレハン・キンポーとは、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』のキャラクター。

鎖に繋がれた鉄球を操り戦う、拳聖の一人であるエレファント拳の使い手。
その実力は(まだ未熟だったとは言え)ゲキレンジャーの三人を完全に手玉に取る程高い。
見た目は二足歩行するゾウ。
スケベといわれているが、それは戦いのなかでリラックスして平常心で戦うためという考えによるもの。

宇崎ランのことを気に入り、彼女に鎖鉄球術の修行を行った。

引用ここまで。

要するにセクハラクソ野郎である。

別に私が特別性的描写を嫌ってる訳ではない。高橋留美子作品の世界の住民ならこれは高橋留美子作品の世界の住民だもんなってスルーする寛容さくらいは持ってる。

コイツが世界の癌な理由はこれがスーパー戦隊だからだ。つまり視聴者ターゲットは最初から男児である。男児の原体験に設定されてる作品でこんなハラスメント野郎がのうのうとのさばってて許されてるのが最悪なのだ。

貞操観念に問題あるキャラだと555君の森下千恵は悪役として描かれてるので割とキャッキャしながら観てた。アイツ観てる分には好き。同シリーズマジレンジャーの15股小津芳香姉貴も相手の同意もある、自身の恋愛観から来たある意味で潔癖な関係である上、魁からの制裁も喰らってる。まあ問題ないだろう。刺されないように気をつけろよ。

アバレンジャーの強姦描写も物語のテーマに必要であったから決して非難していない寧ろ褒めてる記事を書いてる。

変なところで変に知識を身に付けるくらいなら原体験である程度触っておくという考え方も別に間違ってないだろうで割と肯定的な意見な方だ。

で、このゾウの何が特別クソなのかというと味方で上司の立場の存在がハラスメントをしている事だ。

ランに遊び心を教える、笑う事も必要だという名目でまぁ修行らしい事をしてはいたがセクハラの数々はランの顔を曇らせるだけで全く修行に不要どころか妨害している産物である。何だこいつ。勿論ハラスメントは悪である。修行という形で正当化するなんて決してあってはならない。そんな腐敗したものが拳法と名乗っていい訳がない。

因みにランと一緒にゾウに会いに行った人が二人いる。ジャンとレツだ。

主人公にしてレッドのジャンは森で虎に育てられたのを一話で美希が拾ってきたという経歴の野生児である。

まだ社会のルールを1から学んでいる最中であり本能的な善悪は見抜けても物事の正誤を判断する能力はまだ持ち合わせていない。

実はゾウのハラスメントから一番守らなければならないのはランではなくジャンである。

ここでゾウのハラスメントを見てこれはやっていい事なんだと認識させてしまい彼の手を汚す様な事になったら、もしそれで彼が罪を被り罰を受けないといけない事態になったら？

そういう事からジャンを守る事が保護した者の絶対の義務である。ジャンは住居を移され半強制で現在の生活を送っている。尚更であろう。

ジャンは既にいい歳した青年なので長い事森で育てられたからみたいな言い訳で社会が許してくれるとは限らない。

結果論ジャン自身はゾウの行いをスルーしてくれた聖人だったがそれはあくまで結果論の話。

まだ社会のルールを1から頑張って学んでいる彼にモラルに欠けた言動を誰も非難する事のない環境に置くことはモラハラ以外の何物でもない。本当に保護者として一番やってはいけない事なのだ。トライアングル修行だから？それ以前の問題だろこれ。

つまりランをセクハラから、ジャンをモラハラから遠ざけるべきはあのゾウを見て特に影響がないゲキブルー、レツだけである。

ところで劇中で彼はあのゾウを見て何かしただろうか？何もしないのである。

実はこれ、別にレツが悪いという話ではない。相手はクソセクハラ野郎でも尊重しなければならないマスターなのだ。

つまりレツはレツでパワハラに遭ってるのだ。

セクハラ・モラハラ・パワハラの三重ハラスメント！何だこいつ本当に唯の癌だなこのクソゾウ◯ね！

今まで観てきた戦隊ヒーローは各戦隊に一人は上司のハラスメントに食ってかかって非難する性格の子が一人はいたがレツは別にそういう人間ではない。上の人間を敬える儒教精神溢れた礼儀正しい好青年である。本人の性格を否定してはいけない。

ところでこのクソゾウがセクハラクソ野郎な事、ゲキレンジャーの3人をクソゾウの元へ送り出した直属の上司、マスター・シャーフーと美希は知ってるのである。

つまりレツに関して言うとゾウと同じ立場の人間(猫)から牽制というパワハラから解放する手段があったのだ。

3人だけでクソゾウの元へ行く修行としてもレツにクソゾウがセクハラクソ野郎だからラン達を守ってくれと前もってマスター・シャーフーの口からシークレットミッションを課す事をすれば彼も棒立ちしてないでもっと行動する事が出来たであろう。

修行はトライアングルで行うから？本来ならレツも伸ばせる筈だった機会を無意味な放任主義で無下にした訳だ。現にレツはゾウの修行中何もしていない。3人伸ばしてこそのトライアングル修行。無能なのはレツではなく指導者であるマスター・シャーフーや美希だと言わずにはいられない。

でもこれラン主役の回でレツに回す尺なんてないし。。。。というのもそれはそうな話である。

じゃあこの作品がすべき事は何か？

ゾウに死んで貰うのだ。

いや本当にこのハラスメント三重苦野郎しかも男児向け番組の味方キャラは単純な女の敵じゃなくて世界の癌だから死ぬしかないんだよ。◯ね。こんなのが味方として許される筈がない◯ね。

そして話を一話飛ばしたのは第12話。銭湯回。

銭湯の番台からゾウの手が見えた瞬間ブラウザを閉じた。

なんか理央絡みで大事な話をしてそうな雰囲気だったけどハラスメントを耐える事なんて修行でも何でもない。そんな回で得られるものなんてたかが知れてる。男児向けとしてお出ししてるなら尚更だ。という咄嗟の判断である。観てないしオチを知らない以上この回の批判は出来ないがそれにしてもこのゾウ害悪でしかないのである。

クソ！今14話だけどさっさとゾウ◯なねぇかな！！！！！！！！