好き家の長い文章置き場

長文投下マン@YOUCANFLYx3が更に長い文章を書く時に使う奴。主に観た映画とか読んだ本とかの感想

【字幕が】映画版キャッツダイマ【爆アド】

キャッツは舞台版が好きで最初私もあのビジュアルにぅゎキモいと思ってたけどアナ雪2の時かな?予告やってて。イントロで

「うわキャッツじゃん!」

 

てテンションがぶち上がってそのまま予告の間30秒?15秒大画面で問題の映像流れて

 

「あれ?これ私は平気な奴なのでは?」

 

と思ってめっちゃ楽しみにしてました。キャッツって人間が猫をテーマに創作ダンスするみたいな解釈なのでCGアニメでリアルかわいいニャンコでやってた方がブチキレながら暴言吐いてたと思います。

今無料クーポン持ってるのに音響が良さげなところで観たいって全然関係ない劇場行ったよ!初週日曜日までに済ませないとドンドン箱が小さくなるのでWHF当日というのに駆け込みで予定入れましたよ。幕張のシアターに。

 

ユアストーリーだの二ノ国だので私をクソ映画好き扱いしやがって。

私は何が起こったのか心で理解して心の底からバカに出来るようにクソ映画観てるんですー!だからユアストーリーは滅茶苦茶玩具にするけどやりたい事は理解した二ノ国は叩いてないです。知りもしない前評判だけ観てバズる為だけに作品を駄作扱いする奴本当キレそう。

 

......前置きは長くなりましたがキャッツに関しては読み通り大満足な作品でした!

 

勿論生の舞台と比べるとどんだけすごい事しても(すごかった)どうも映像に迫力に欠けてしまう印象だったですが、家の中だろうが車両の中だろうがセットがゴミ山から動かない舞台と違って背景の転換をコロコロしていくのが映画版の大きな特徴です。これの恩恵をモロに受けたのが「泥棒猫」でしたね。舞台はその場面はゴミ山じゃなくて家の中にいますって客に認識して貰って(この時点で大分客試されてる)その体で進行するのですが映画版だと家のセット使い放題!その結果、こいつら本当にとんでもねぇ奴らだな!!!!って視覚情報が単純に追加されて印象ガラッと変わってました。内容もよかった!映画版の一番お気に入り楽曲はこの「泥棒猫」でした。

 

じゃあ舞台版の一番お気に入りの楽曲はというと「鉄道猫」です。舞台だと凄いことなるんですけど同じ事をするとちょっとあのギミックの映画版では映えない印象が来てアレやるのかなってかなり心配してたのですが

 

 

アレやりませんでした!

 

 

全然違うことやってました。

ので迫力を求めるなら四季を観に行ってください。

 

何がいいたいかもうわかりますね?

四季と映画両方観ましょう!

 

 

ここでひとつどんな原作付き作品の映画化に出てくる質問を。

Q.舞台版改変してるの?

A.物語の進行が分かりやすくなるように(マシになったレベルだけど)手直しがされてる!

 

元々ストーリー自体は内容がないような作品です。その手直しがされてましたが曲の印象は変えずにかなり場面を弄ってました。

 

曲の印象は変えずにかなり場面を弄ってました

 

 

 

曲の印象は変えずにかなり場面を弄ってます????????

 

 

何度か舞台を観てる人間今更ネタバレも糞もないので観劇前にサントラで内容は確認してました。その時

「舞台版と全く同じことやるんだな!」

っと納得して安心して劇場に赴いたって感じですね。

 

 

 

 

・・・・

 

 

 

全然違うじゃねぇか!!!!!!!!!

 

基本的に猫の紹介してくので一匹くらいしれって消えてても何ら問題ない作品の中で何匹かいる「物語の進行に必要な存在」である「手品猫」のパートなんかやってること180度くらい違うじゃねぇか!私の推し猫は「手品猫」なので何があったしという感じですよ。

でも前日は(推し猫なので)サントラで二番目に確認してこれは舞台と同じだ!良かった!!!!って安心してたんですよ。

 

すごくない!?本当に「曲をアレンジしないで場面の内容を変えてる」んですよ!そんな力技見せられたら...

 

 

 

何がいいたいかもうわかりますね?

四季と映画両方観ましょう!

 

 

 

えー......そういう感じなら四季だけでよくない?てなるじゃないですか。

 

ダメなんです!!!!!!!!!!

 

正確に言うと、

字幕版で映画を観てください!!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

もうおわかりですね。そう、映画版キャッツは

 

「日本にいながら英語のキャッツが超音響で観れる貴重な機会なんです!!!!!!」

 

原作は超有名な人が描いた滅茶苦茶すごいイギリスの詩です。この作品、韻の踏み方がとんでもないんです。どのくらい滅茶苦茶すごいイギリスの詩なのかというと、日本語版しか馴染みがなくて原作が超有名な人ってことすっっっっっっかり忘れてたんですよ。でミュージカル映画は「その役者の演技が見たい」ので大抵字幕を選択して今回もそのパターンなのですが(アニメ映画はしない事も多いけど)序盤で

「あ゛!!!!そういやこれ超有名な人が描いた滅茶苦茶すごいイギリスの詩じゃん!!!!!!!」

って気づいたくらいにはすごいんです。韻の踏み方がとんでもねぇ英語詩ってあんな耳心地がいいんだな!大学の授業で英語詩やった時読んでても何がやりたいのか理解できなかったけどようやく理解できました!今!!!!!!!

 

「T.S.エリオットの詩にメロディがついた奴がノンストップでしかも凄いダンスと一緒に浴びれる二時間」

 

日本にいてこんな贅沢な事今まで私が生きてる間に今まで巡り合った事はないですね。これが今なら1800円で全国何処でも観れるんですよ?

英語詩のキャッツとなるとサントラを聴けば手軽には体験できるのですが、ちゃんと観たいなって思うと「渡米かぁ〜.........」ってなるじゃないですか。それが今の日本こんなことになってるんですよ。

 

 

爆アドでは????実写版爆アドのアドでしかないのでは????????????

(※アド=アドバンテージの略)

 

確かに唯一吹き替えが許された二ヶ国語の内の一つが日本語なのはすごい。すごいよ。自慢したくてそれで広告打つのはわかる。私もすごいと思った。

 

 

でも吹き替えでキャッツ観るって四季の下位互換でしかないんだよなぁ!!!!!!!!

 

 

 

何がいいたいかこれでもうわかりましたね?

そう!キャッツは四季と映画、両方観ましょう!!!!!!!!

 

 

あ゛!魔法にかけられて(メタファー)のタイミングは序盤最初の猫の紹介の時、ネズミが出た後です魔法にかけられて(メタファー)するのは知ってたので(捕食シーンはビビったけど)知らないでいきなりあの画面観るのは割とキツいのでタイミングは言っておくと序盤に魔法にかけられて(メタファー)します!